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10分でわかる仮想通貨

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またしても発生した仮想通貨の流出事件。ホットウォレットで管理していた仮想通貨のみが流出したということですが、「ホットウォレットとは何か」ということも含めて、今日は仮想通貨について考えてみたいと思います。

 

 

仮想通貨とは

 いきなりであれですが、仮想通貨の定義と言っても必ずしも統一されておらず、厳密には一言では言えません(苦笑)

 しかしそれでもあえて一言で言ってしまうならば、「国家が法的効力を認めている『法定通貨』ではない通貨。民間が価値を認めた通貨。」ということになるでしょうか。

 実際には、ベネズエラが発行しているたデジタル通貨「ペトロ」などは仮想通貨の一種だと言われたりもしていて、本当に一概には言えないのですが、細かい事例まで言い始めるとややこしくなるので、以降はなるべく省いて行こうと思います。

 仮想通貨という名称がまぎらわしいということで、2019年5月に成立した資金決済法や金融商品取引法の改正法では「暗号資産」へ呼称変更することになっていますが、仮想通貨という言い方が今のところは定着してしまっているので今回はそれで通します。

 ではなぜそのようなものが作られたかですが、銀行を通す必要がないため海外への送金でも手数料が安い、24時間365日処理できる、処理スピードも速い、といったことが動機として挙げられます。

 ちなみに、昨今流行っている「キャッシュレス決済」や「電子マネー」と言ったものとは別物です。それらは原則として「円」という法定通貨の取り扱い方法の一種であるからです。仮想通貨が電子マネーと同じような方法で使用できたり、「コンピュータに依存している」などの共通点はありますけどね。

 

ビットコインとは

 現在、「仮想通貨」と分類されるものは、全世界で2100種類以上あると言われています。そのうち98%以上が、本気で運営する気のない詐欺に近いものだとも言われていますが。

 世界最初の仮想通貨は「ビットコイン」だと考えておいて差し支えないと思います。知名度もずば抜けて高いですよね。

細かい仕様も省略しますが、「ブロックチェーン」という仕組みによって取引履歴が記録されており、「マイニング」という行為によって新規に獲得することもできる、ということだけ耳に入れておけば十分だと思います。

 

どのように利用されているのか

 マイニングなどは今回は置いておいて、仮想通貨の入手や売却は、一般的には「取引所」に口座を開設して行うものだと考えて良いと思います。前述のように本来は利便性を考えて作られたものですが、その相場が変動することから、実際には投資の対象として利用されていることのほうが多くなっています。株と似ているところがありますね。

 

 

 

誕生以降初めて金銭価値がついた時点で1ビットコインが0.07円。これまでの最高値は235万0517円となっています。7/13時点では120万円台で推移しています。

 

そのようにして入手したり増やしたりした仮想通貨は、日本円に換金するだけでなく、一部の店舗等ではそのまま利用することもできます。(例:ビットコインならビックカメラメガネスーパーなど)

 

過去の主な流出事件

・マウンドゴックス

 2011年6月19日、マウントゴックス運営のビットコイン取引所がハッキングを受け、ビットコインの価格が1セントに操作されてしまう。価格は数分で元に戻ったが、この価格操作によって875万ドル相当以上の影響を受けた。

 債権者への払い戻しは約456億円ほどあり満額返済は困難と思われていたが、その後3年間のうちにコインの価格が5倍に急騰し600億円相当になったため、満額返金が可能となった。

 

コインチェック

 2018年1月26日、コインチェックが保持していたNEMネム)建ての顧客資産がクラッキングにより外部に送金されていたことが発覚。コインチェックは全額補償すると表明し、4月6日には総額466億円の返金が完了。

 

・ビットポイント

 2019年7月12日に発覚。被害総額は35億円(どこかで聞いたような数字だなw) やはり全額補償するとのこと。詳細は最上部記事にて。

 

マウントゴックスの場合は偶然の要素もあるので別として、コインチェックやビットポイントなど、発覚後間もなく全額補償を表明できるって、どんだけ儲けてんのかと思っちゃいますね。

 

ホットウォレットとは

 簡単に言えば、インターネットに接続されているコンピュータで仮想通貨を保管していることをホットウォレット、ネットから切り離した状態で保管されていることをコールドウォレットと言います。コールドウォレットのほうが安全ですが、いつでもすぐに取引できるのがホットウォレットのメリットです。財布と銀行口座の違いに例えることができるでしょう。

 個人で、頻繁に取引するのでなければコールドウォレットにしておけばいいですが、取引所としてはある程度はホットウォレットにしておかなければ業務が成り立たないでしょう。今回のビットポイントの35億円というのが「ある程度」として適切だったのかどうかはわかりませんが。

 

仮想通貨は買うべきか?

 株と同じように、日々チャートとにらめっこして、少し値上がりしたら売る、また安くなったら買う、というのを繰り返せば、利益を得ることができるでしょう。もしくは、過去数年の推移を見て明らかに安いと思える時に購入しておいて、大きく値上がりするのを気長に待つという方法もあると思います。(自己責任でお願いしますね。私が利益が出ると言ってたから始めたのに損した、なんて言わないでくださいねw)

 しかし、株よりもはるかに値動きが激しい、値上がり値下がりの理由もはっきりわからない(大きな額を所有している人がごく限られた人数であるため、その人たちがどうするかで決まるとも言われています。)ので、難しいところがあると思います。

 

 例えば、2018年11月上旬には72万円程度だったビットコインは、11月中旬には急落が始まり、12月には36万円まで下がっています。11月上旬までの数か月間は大きな変動がなく安定していたので、この間に初めて買った人などは、この急落の最中に「これ以上下がったら困る」と慌てて、いわゆる「損切り」をした人もいたでしょう。しかし現在は120万円になっているので、その時に売らずに置いておけば、損をするどころか大儲けできたことになります。ですが今120万円になることを、普通の人が予測できたとは思えません。

 

 「投資とギャンブルは違う」と言われるかもしれませんが、どうなるかわからないという意味ではギャンブルと似ているところもあるのではないでしょうか? 考え方は人それぞれですが、少なくとも私は気が進みませんね。最悪なくなってもいい程度の金額で遊ぶのならいいかもしれませんが、全財産をつぎ込むなんていうのはやめたほうがいいのではないかと思います。

 

最後に、くどいようですが、簡略化することを重視しましたので、解釈が分かれる事項や、例外が存在する点などについては、わかっていて無視して記述した部分もあります。本当に正確に、詳細に知りたい方は、別のところで調べてみてくださいね。