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私的名馬列伝 「オルフェーヴル」

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 日本の最強馬と言えば、誰もが「ディープインパクト」だと答えるでしょう。

全成績14戦12勝(うちG1を7勝)、2着1回、失格1回(凱旋門賞)。凱旋門賞は海外ですから、国内では1回しか負けていない。それも2着。勝つときの勝ち方も強い。子供たちも大活躍という、ほぼスキのない馬だったと言えるでしょう。

 

 一方で、私が一番好きな馬、オルフェーヴル。全成績は21戦12勝、うちG1を6勝していますが、たくさん走っている割には結構負けています。しかし、3歳の3月以降で連を外したのは、天皇賞(春)の1回だけです。安定感がないような、あるような・・・

 

 特に印象的だったのが、4歳春の阪神大賞典です。どちらかと言えば後方から追い込むタイプのオルフェーヴルが、真ん中より前に陣取り(この時点で、何か集中力を欠いているようにも見えました)、さらにどんどん番手を上げていって、とうとうトップに立ちます。ところがレース終盤で失速し、大きく外に膨らんで最後尾まで後退していきます。

それまでの実績から当然1番人気に押されていたオルフェーヴルに対し、馬券を買っている人からは「何やってんだ。今回はダメだな・・・」と失望されたり、故障を心配する声もあったでしょう。

ところが、オルフェーヴルは最後の直線で思い出したように追い込み、勝てはしなかったものの、さほど差のない2着でレースを終えました。あの位置からここまで挽回するか、やっぱりこの馬は只者じゃないなと、変な感心をされてしまいますw

 

 その年の秋と翌年の秋には、2年連続で凱旋門賞に出走し2回とも2着になっています。この「凱旋門賞での成績」というピンポイントな意味では、現時点で日本馬最高であり、ディープインパクトにも勝っていることになります。

 

 そして12月、引退レースとして有馬記念に出走します。警戒すべきはゴールドシップくらいと相手関係がやや薄めなので、勝てる可能性は高いとは思いましたが・・・

 

 

得意の後方待機から、8馬身の差をつけて圧勝してしまいます。「お前らとは格が違うんだ」と言わんばかり。フジテレビの実況が「目に焼き付けろ。これがオルフェーヴルだ!」と叫んだのを覚えています。

 

 もし、オルフェーヴルディープインパクトと同時に走っていたらどうなっていたでしょうか。ディープインパクトはやはり別格で全く歯が立たなかったでしょうか。でも、もしかしたら1回くらいは勝っていたんじゃないかなとも思ってしまいます。こんな想像をしてみるのも楽しみの一つだったりします。